チベット仏教の七宝の一つ天珠の基礎知識

Antique DZI Beads(ジー・ビーズ)は、チベット仏教の七宝の一つで、チベットで先祖代々何世紀も受け継がれてきました。
ジービーズ(天珠)は神話、仏教のラマ僧が作り、保護、強化、治療と癒しの力を持つ不思議なパワーを持つ宝石と言われ、崇敬の神聖なお守りとして、世界中で絶大な人気を誇っています。

天珠とは

チベット・ヒマラヤ地域が発祥とされる古代のジービーズ(天珠)は、約千年もの間、生きている宝石としてビーズを大切に扱ってきました。dZi(ジー)は、チベットの言葉であり”素晴らしさ”を意味し、天国のビーズや天珠と呼ばれています。日本では、「チベット天珠」または「西蔵天珠」と呼ばれており、紐に通して身に着けています。
ジービーズは、礼拝のために大切に維持され、代々家宝として何世紀も受け継がれてきました。古代のジービーズは、不幸を防ぎ祝福をもたらすことが出来、また宇宙から宇宙エネルギーを吸収することが出来ると信じられ、天珠として世界中で絶大な人気を誇っています。保護や崇拝、健康だけでなく、富のシンボルに神聖な魅力を感じ、天珠コレクターが増え続けています。

歴史と伝説

天珠(ジービーズ)の歴史は、位の高い僧侶が仏像とともに装飾用としてジービーズを奉納したのが始まりとされています。 チベット仏教の僧侶・高僧は、保護と幸運の証、位の高さから身に着けたとされており、奉納されたジービーズは、神聖な古代の仏像を飾る装飾品として大切にされてきました。伝説では、実際に地球にジービーズが降りてきて、チベット人によって発見された「神の宝」と言われ「天国の石」と言い伝えられているそうです。 本来は、チベット仏教の僧侶が身に着けるアクセサリーでしたが、1994年に発生した中華航空140便墜落事故の生存者が天珠を身に着けていたことからブームとなり、台湾、中国、タイ、マレーシア、シンガポールなどアジア地域で人気となり、コレクターに求められるようになりました。

その昔、強力な磁気エネルギーを持ち、「薬」としても使われていた

ジービーズは、自然の宇宙の磁気エネルギーを持っており、科学的研究によると、火星から14の要素を含んでいることを発見しました。
ジービーズによって放出された磁気エネルギーは非常に穏やかで、体のあらゆる人間の一部と接触して配置することに適しています。 体内の血液と”気”の循環を調整し、体の陰陽と五行のバランスを取り、病気を減らすことができると言われています。
また、ジーを粉砕したり削ったりして、病気の治療に使用され癒されると信じられています。

年月の経った老天珠は、貴重で価値が高い

Ancient DZI Beads近年は、ジービーズの持つ不思議なパワーに魅了されたコレクターが急増しているため入手困難な状況で、保存状態の良い骨董ものは目にすることが少なくなっています。ハリウッドスターや日本のタレントなどはもちろん、広く世界中にコレクターがいるため希少且つ高価で取引されています。制作された年代や品質・保存状態により様々ですが 2000年~2500年前に作られた天珠(ジービーズ)のことを、 老天珠(Ancient DZI Beads)と言われ非常に貴重なため、コレクター内では数十万円から数千万円で取引されており、市場で入手するには非常に困難な状況です。 最近では、当時と同じ製法で作られたジービーズや、練り物などで作られた安価なレプリカが、天珠として広く一般に流通しています。
天珠・ジービーズの特徴と見分け方は、下記を参照ください。

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